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​お互いに無理をさせない

家事配分

=GOAL MAP=​

​見えない家事の謎

ここでは、よくある家事の論争について書いていきたいと思います。

見えない家事と言われますが、何故そういうものが存在しているかと言えば、家事は単純ではないからです。

家事は動きが繋がっている流動的作業なんです。​

例えば、ゴミ出し。

・他ゴミ箱のゴミまで袋にまとめる

・ゴミをステーションに置く

・新しい袋をゴミ箱につける

ゴミ出しですらこのタスクが完了して「ゴミ出し完了」です。

その内の、一番楽な「ゴミをステーションに置く」だけして「家事をやった」気になっている人は要注意。

是非奥さんに「ありがとう」と感謝をお伝えしてきてください。

例えば、料理。

個人的に家事の中で一番タスクが多いと思います。

・メニューを考え

・スーパーに行く

・賞味期限と見合わせる

・食材を買う

・家に帰る

・食材を冷蔵庫に詰める

・野菜を切ったり下準備する

・調理

・食卓に出す

・片付けや洗い物

「簡単でいいよ」とか簡単にいう人。

「自分で作れ」と言われても文句言えない。

毎日作るとなると、メニューも同じものにならないように気を使ったり。

ほぼ1日料理の事を考えている主婦さんも居るんだとか。

(共働き希望のとっと子には無理です)

お互いに負担に思う所で時短できるものは、積極的に取り入れていく姿勢が大切になります。

得意不得意ありますので、料理が得意な人や掃除が好きな人はそれだけでもう最高のパートナーです。

反動で拘りが強い場合もあるので、話し合って折り合いをつけていけると尚いいですね。

 

​☑Check sheet

■お子様卒業ライン

あなたの母親じゃない

あなたの家政婦じゃない

男性が女性に、もしくは家事を任せている女性が男性に、「本来家事カウントしなくていいものも、あなたの仕事と押し付ける」から発生する感覚だったりします。

・自分の箸を出す

・自分が溢した物を拭く

・ゴミをゴミ箱に捨てる

・自分が食べ終えた食器をシンクに運ぶ

・裏返しに脱いだ服を戻して洗濯かごに入れる

​・布団カバーやシーツは自分で交換・洗濯機に入れる

小さな事の積み重ねです。「良い妻」を「自分に都合がいい妻」にしないように気を付けてみる。

「ここ散らかってるぞ」というならあなたが片付けたらいい。

​「トイレットペーパー切れそう」と思うなら自分で変えたらいい。

「冷蔵庫にこれしかないんだけど」と言う前に「買い物行くけど何が要る?」と聞いて自分で買いに行き、ついでに家族の分も補充したらいいのです。

​協力して家庭内を回すという意識を持って、2人の生活を丁寧に重ねていく。

普段自分がやらない人ほど、​チェックだけしておいて文句を言う。本人は文句のつもりが無く、「床汚れてない?」とか「感想」のつもりで言っていても立派な「文句」です。深く考えない事と、配慮が出来ない事は度々イコールになってしまう事を知っておくだけでも違います。

やってくれることに感謝も無ければ、当たり前に胡坐をかくという、パートナーシップにおいて一番やってはいけない事をやってしまっている人が居ます。

自分の事が自分で出来る男性パートナーは、何かがあった時に子供と旦那を置いて入院をした場合などに安心して子供を任せれるようになります。子供単体だけでも心配なのに、夫の心配までついてくるような関係は疲れますよね…。頼り頼られの同じフィールドに居ないんですもの。

普段家事余裕と言っている男性が、実際にしなければならない状況になって外食三昧で食費が…!と頭を抱える女性が世にいたりします。ご飯に予算はつきものです。家計管理が女性だと、その後の調整に回らざるを得なくなります。

結婚は大人同士がするものです。

出来る所から、気付いた範囲から実行し、大人になっていきましょう。やったら「褒めて!」とお互いに褒め合うのもとっても効果的です。一緒に成長していきましょう。

家事や遊びでも自分のやりたいことだけやって、片付けなど汚い部分は任せるみたいな人にならないように、私も気を付けないとな…と常々思います。自分だけいい気分になって尻ぬぐいは常に相手になっている状態なのに、「一緒に楽しんで居た」と認識して気付いていない人も見かけたりするので、こうなっている場合はしっかり伝えていく事が大切です。

■共働きの共家事

​【拘りが強すぎると不和の元になる】

例えば洗い物。食器についた油が落ちていない…という事なら、「OKライン」を共有しておく事が必要です。

しかし、洗う時にこれ使って!とか、絶対ここに仕舞って!とかになってくると話は変わります。妥協できない部分については、完全に担当してしまった方が楽でしょう。

【やっておく事】

・「OKライン」の共有

・やって欲しい事を時間指定でお願いする

・自発的にしてくれた時も褒めて感謝し合う

・他二人の心地いラインを話し合いながら決めていく

【頼みたい作業を説明する】

大した説明もなく、頼んだことをしてもらって「やった気になってる」と相手に文句を言う現象があります。これは、教える側が「ここからここまでが完了の流れ」というのを説明しないからです。

例えば、「ゴミ出しして」と頼んだ事に対して「新しい袋ゴミ箱にセットするまで」と思い込んでいても、相手は「ゴミステーションに持って行く」事を頼まれたと受け取っている場合があります。

【最初から上手くできる人はいない】

自分の求める100%が返ってくるとは思わない事。お風呂掃除を頼んだのに、ざらざらしてる…という時などは、一緒に掃除道具を買いに行くところから始めたりしてみましょう。激落ちくんのスポンジを新調などして、あなたに任せる!感を出していきましょう。

【お互いのライン】

全く気にならない~!という人も居れば、すっごい気になる…という人も居ます。因みに私は気にならない事が多いタイプです。こうなると、「気になる人」のほうがよく気付きますよね。

気付く人が常に整える役に回ってしまいがちですので、そういった場合は「じゃあ自分はこれやる」と別の仕事を見つけたり、「好きでやる分にはいいけどそこまで気にしなくていいから、整頓頻度下げても良いし、体調悪い時とかは優先順位下げる手段もあるからね」と伝えておくといいかもしれません。

【最優先で分担したほうが良い家事】

​・皿洗い

​他も分担が多ければ多いほど夫婦円満への道が開く。

■専業主婦

完璧主義で正直家事は手伝わなくていいです、という人は専業主婦のほうが向いている気がします。やりがいを感じたり楽しんで家事をこなせる人や、夫の収入に余裕のある人、やりくり上手な人がこちらになります。

こういった方が相手の場合、家の中の家事の質に気付いてほしいと感じる事があります。いつも作っているご飯を「美味しい」と褒めたり、「いつも家がきれいだね」と時々褒めるだけでもしてみて下さい。

 

花を飾る人であれば、「これどうしたの?」と聞いても良いでしょう。男女ともに、パートナーが心地よく過ごせるようにと考え、普段やっている色々なことに気がついて貰えた時には、嬉しいきもちになります。

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