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パートナーをしっかり見ないとヤバい

​同居の心構え

=GOAL MAP=​

正直苦労する場合が多い

なぜ苦労する場合が多いのか?

それは、同居のヤバさに対する認識の甘さから来ている事が多いです。

夫婦間には「妻と夫のあたらしいルール作り」をして仲を深めたりする時間が、多く必要となります。

それに対して、義実家は「外部が旧ルールをぶちこんで、夫婦円満に生かせる超貴重な機会を潰す」という問題点を作ります。

実家だろうと、よその家庭。

「よその家庭は参考にしかならない」のですが、同居であれば完成された空間を義実家側も維持しようとします。

よって、同居しに来てくれたパートナーの最大の味方が出来ないのであれば、しないほうが良いのです。

相手に同居を望む場合は、男女ともに腹を括って臨んでください。

どんなに実家族が正しくても、パートナーの味方をする!くらいが丁度いいです。

距離感の良い、相性のいい義家族であれば、大した心配もなく過ごせます。

ただ、これは少数派であると認識する事が大切です。

義家族とパートナーの間で配慮の交流があるからこそ生まれている、貴重な関係なのです。

仲良しだから何でも許されると思ったら、確実に間違えます。

嫁姑問題で時々お見掛けするのですが

「俺の家族は大丈夫だと思っていた」

錯覚と妄想と勘違いは捨てましょう。

大半お嫁さんから相談されているのに、スルーしてしまう人だったりもします。

こういった事にならないために、これから結婚するひとへのチェック事項をご紹介いたします。

 

​☑Check sheet

■パートナーの気質

一番に把握しておかなければならないのは、パートナーの気質です。人との距離感が近いとストレスになる人は一定数います。

「家族なのに?」というひとも居ますが、100歩譲って「親戚」です。家族は伴侶である「あなた」となったもの。義実家とは違います。大体が話し合い不足で見切り発車するために、トラブルに見舞われます。

【同居のデメリット】

・性格の不一致

・距離感の不一致

・生活リズムが違う
・生活習慣が異なる

・落ち着ける時間がない

奇跡的に相性のいい義実家で、同居でも良好な関係を築けるかたもいらっしゃいますが、本人の気質にも大きく関わっています。

【同居時の大前提】

・衝突を恐れない

・実親よりパートナーの味方&中間緩衝材になる

忘れてはいけない、最重要ポイント。特に同居を希望する側がこれを出来ないのなら、本当にしないほうが良い。

■夫婦の話し合い

大体が話し合い不足で見切り発車するためにトラブルに見舞われます。片方が「メリット」と思っていても片方が「必要無いし、何の旨味も無いんですけど…」と思っていたら成立しません。

​【同居のメリットと思われやすい所】
①家事を分担できる

お世話になる側の人が「親しくない相手にキッチン触られるのに抵抗が…」という場合や、「食事時間とか合わせないといけなくなるのがちょっと…」と感じる人にとっては、デメリットにしか働きません。

​②親の状況を把握できる

これが出来て安心するのは誰でしょうか?「自分だけ」になっている場合、「同居」以外の手段で状況を把握する事も出来ます。

③病気になったときに安心

一人暮らしと比べれば夫婦で居るだけでも安心度は上がっているのですが、プラスアルファでそこまでの魅力になるかは怪しいところです。子供の世話なら協力していく事にも抵抗は無いのかもしれませんが、義実家のお世話する側が「家にいる時間が多い方」に偏ってしまいがち。義実家とパートナーが仲がいい環境だったり、期限があるような一時的な物や緊急時であれば別になります。

意見のすり合わせをしましょう。

④子育てに協力してもらえる

基本二人で子育てしたいと思う人はそこそこ居ます。特に母親が実母に頼るのは、「家事をやってくれて、子供に構うのは主に母親」という条件が通りやすいからという前提があります。状況によると思いますが、実母に頼れる女性こういった環境が整っている事が大半です。

​共働きが前提であれば、保育園の送り迎え、子供が体調を崩した時の緊急頼り先など超強力なメリットになります。

⑤経済的な負荷が減る

同居の最大のポイントだと思います。稼ぎ頭のプレッシャーが軽減されますね。生活費が安く済む分、家族のレジャーなどにお金を使うこともできます。反面金銭トラブルに見舞われることもあるので、ルール決めは明確に。

■トラブル回避

トラブルがなぜ起こるのか?それは、二つの異なる家庭をドッキングさせる行為だからです。円満な同居生活を送るための秘訣は、適度な距離感。

【義実家との決め事】

お互いのやり方には口を出さず、異なる家庭に干渉しないという認識がお互い有るかどうかで長期的な関係性が変わっていきます。

・毎月の生活費

・挨拶は必ずする

・パートナーの居場所

・最低限のコミュニケーション

​・プライベートが守られる距離感を保つ

・互いに独立した家庭として甘え過ぎない

【義理両親と同居する女性へ】

義理母とよい関係を築けるか不安ですよね…。最初から心がけておく方がスムーズに行くポイントがあります。

・限界が来るような頑張りはするな

・やり方など合わせなくても自分スタイルでOK

・いいスタイルがあったら相手を褒めまくって取り入れる

・夫が自分の味方じゃないと感じたらすぐ様逃げれる場所を持つ

 

いいスタイルというのは、例えば義母の料理の手際が良かったら「お義母さんすごい!私そんなにできない!」と言ってみたり、口に合うご飯であれば「美味しい!」と素直に褒めたり、掃除する周期が決まっていたら「一緒にやっていいですか?」と合わせる事で作業のスピードアップをしたりという事が出来ます。

​また、夫には困りごとの報告や相談をするようにしましょう。いびりなどがある場合、同居解消のポイントを義両親が教えて下さっている状態なので、セカセカと証拠を溜めればいいのです。大切にしたい義両親であれば、感謝を伝えつつ共同生活を楽しんでください。

夫が自分の味方じゃないと感じたらすぐ様逃げれる場所を持つ。友人宅でも良いし、職場でも良いし、どこかの定食屋でもいい。同居は一人で考え事をする時間を持つことをし難い場合もあります。頭の整理や気持ちの整理が追い付かない時は、離れる事が一番です。

良好な関係が築けていると、子育ての先輩としてよき相談相手になったり、心強い味方となり、不安が軽減されますが、相互理解と相互努力の成せる業です。

義理両親と同居する男性

性別が転換しても、義理両親との同居はやはり気を使うものです。居心地が悪いと部屋に籠りがちになったり、逆に外出しがちになったり。コミュニケーションの時間が減少し、夫婦関係が悪化する可能性も。

・溜め込む前に趣味を増やす

・晩酌などを楽しんで義父を味方につける

・レジャーなど、定期的に家族サービスをする

・不満を感じたら妻に二人の時間が欲しいと相談

保育園の送迎などの子育てを分担できるなどメリットもある反面、夜遅く帰る時に気を遣うなど、思わぬ窮屈さを体感する事もあります。自室にミニ冷蔵庫を置くなどして、充実させて緩和させましょう。

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