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これだけで天と地の差が出る

こどもの教育

=GOAL MAP=​

お互いの価値観を知る

実際子供が出来たら「教育ママ」だった!!

実際子供が出来たら「スポコンパパ」だった!!

 

どちらにもいい所はありますが、行き過ぎているとお互いに理解が及ばなくなり、喧嘩の元となってしまいます。基本的に子供に対して愛情を向け、一生懸命に考えるからこそ、こういった所で論争が起こるんです。

どちらが悪いとかでは無いんです。

お互いにどういうスタンスを持っているか、しっかり把握しておきましょう。

ここでも「子供は勝手に育つ」はNGです。

放置しているようで、しっかりと見ている親であれば問題ありません。

・子供の気質を知っている

・子供の得意不得意を知っている

・子供の今興味が向いている事を知っている

​・一緒に遊びに行く時にはスマホを封印できる

その上で自由にしているのならば、それは尊重になります。

(シングルなどで柱が一つが故にそういった時間が持てないなどの場合を除かせて頂きます)

決して親の価値観は押し付けるものではありませんが、教育面では親の影響が出る事は必然です。

「こどもの教育方針で争う」事はこどもにとって多大なストレスを与えます。

「ぼく、わたしのせいで両親の仲が悪い」と思わせてしまったら、顔色を伺う子になってしまう事もあります。

子育てに対して、どういった価値観を持っているのかを事前に相手と話し合っておきましょう。

男性にたまにあるのですが「おまえの好きにしたらいいよ」はクソ行為です。

「一緒に育てる」という事は「お金だけ出せばいい」「時々一緒にあそべばいい」ではないんです。

「子供に関するトピックに向き合う」事が「子育て」です。

 

女性も、男性が「子育てに参加している」という自覚が持てるように、情報を与えなければなりません。

仕事の多い相手であれば、子供が小さなときから動画、画像、音声を送り、近状を共有していきましょう。

今日はこんなことが出来た、最近はあんなことに関心があるみたい。

小さなことで少しずつ変わっていく事は多いです。

​ 

​☑Check sheet

■夫婦と子供の『絆』作り

》おさらい

・夫婦の問題はふたりの問題

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【教育の図式】

​夫の価値観

 ↑ ↓ <リスペクト

妻の価値観

  ↓

両親を見た子供が「そういう生き方もあるんだ」と参考にして、未来を模索してくれる。

​(押し付けず、尊重をする事で自由が生まれる)

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​・大人が「こうあるべき」からの卒業をする

 

​子供は大人が思うよりブロックが無くて視野が広い​。しかし、無垢なので「この価値観の良い所/悪い所」を言語化して子供に説明できるようにしなければ、しっかり伝わらない事があります。

​子供の無邪気で素直な言動を通し、自分の良い所、悪い所と向き合うことも、子育ての醍醐味です。子供は大人に学びを与えてくれるんです。

■教育の形

2020年代の現在は教育界隈も変動が大きいです。

これは結構恐ろしいことで、親の持つ情報で子供が手に入れる情報の質や量が左右される可能性が高いという問題があります。その上で、やってみないと解らない範囲が大きく、この問題に正解は無いのです。

【高学歴について】

長らく、高学歴/高収入がいいと言われてきました。勿論本人が勉強を楽しんでくれていて、成績上位に食い込めるのならば支える事を大推奨いたします。

その反面、今ではフリーランスの方が高収入を狙えるような風潮もあります。強みを伸ばせば高学歴に対抗できるフィールドに立てる可能性が、従来より多い時代になっている事も無視できません。子供の個性に沿った教育や教材、場所が必要になって行く事が予想されます。

【予備校/塾について】

現在はオンライン授業もあったりと、選択肢が広がっております。一番は本人のやる気に左右される所はありますが、どんな先生につくかでもかなり変わってきます。

学校に行っても家庭教師が来ても、「どうしてそれを学ぶのか?」を教えてくれる人が居ないんです。英語を習うのに、英語を使って実際に交流するアウトプット授業が無い。数学を学ぶのに、それを生かせる先にあるプログラミングの授業が無い。「この勉強に意味があるの?」と嫌になる原因の一つです。

【他習い事について】

スイミング・バレー・ピアノなど色々ありますが、リベラルアーツと言われるものに多く触れる子供たちは将来大きく飛躍する事も多いです。理由は、感受性/直観性/を育てる項目だからです。

リベラルアーツとは?意味や、社会人の3つのリベラルアーツの学び方を紹介 | PR TIMES MAGAZINE

項目は​ざっくり表記すると「文学」「音楽」「芸術」。

文学は天文学といった、自然に触れるものも含めます。

算術もあるのですが、教えれる人が希なので省いておきます。

人間の知的生産というのは3つの歯車で構成されています。

「知覚・思考・実行」です。これらが簡易的に達成される項目が、先に上げました「文学」「音楽」「芸術」になります。

【文学・音楽・芸術】

・文学

紙媒体の本を読む(知覚)>文字情報として経験や情報が入る(思考)>書いてあることを日常に落とし込んでみる(実行)

 

・音楽

チューニングや演奏(知覚)>どうやったら求める音を出せるか(思考)>実際に何回もフレーズを弾いてみる(実行)

・芸術

描きたいものに感化される(知覚)>どうなっているのか考えたり研究(思考)>キャンバスに描き起こす(実行)

デメリットは運動不足になる事です。散歩程度で構いませんので、動くことも促していきましょう。特に絵描きは猫背になったり、内に籠る傾向もあり、鬱っぽくならないよう美しい自然に触れる環境に意識して連れ出すなど、メンタルケアも忘れない事が大切です。

 

個人的には両親だけではなく、今生きる大人全員で向き合っていかなければならない継承問題のように思っています。

子供の「やりたい」意欲を削がないように、親は感情コントロールをするスキルが必要になります。

■夫婦のすり合わせ

》学校関連の役割やイベント

・PTAについて

・役員について

​・自治会について

​・子供の意思確認とその結果報告

​・保護者呼び出しの時の示し合わせ

・自分たちの子供に寄せる「これがいいと思う」事についての共有

​【PTA/役員/自治会について】

思った以上に面倒。色々なご家庭があるので、女性に余裕があったり得意分野の場合は必要ありませんが、特に共働きのご家庭では、夫も参加できる時には参加してもらいましょう。

【保護者呼び出しの時の示し合わせ

子供は体調を崩す頻度が、想像の100倍は高いです。緊急時、連絡が来たら30分以内に退社して迎えに行くなど決めておきましょう。妻ばかりでは負担になる家庭の場合は、旦那さんと交代で対応してもいいでしょう。

【これがいいと思う事についての共有】

こちらはあくまでも二人の間でお互いのスタンスの認識をしておくという事です。子供に直接言う必要は皆無です。

​ 

■子供にやってはいけない事

①リスクから隔離

潔癖症と同じです。超怖がりに育ったり、経験不足から失敗しやすくなり、自尊心の低い子供になる。若しくは失敗知らずで人の気持ちが考えられない傲慢な子になってしまいます。

心配も毒です。「心配=信用していません」の図式を覚えておきましょう。やる気を奪う行為です。子供を信じて、「困った事があったら相談してね、いつでも味方だよ」と見守っていきましょう。

②自ら問題解決させない

手を出しすぎる場合。時にはぐっと堪えて見守りましょう。解決策を示して、実行を見守ってあげましょう。

 

例えば、幼い子であれば自分が叩かれたらどう思うかより、「お母さんがいじめられたらどう思う?」と聞いた方が理解してくれる事があります。「悲しい思いをさせちゃったら、ごめんなさいって言うんだよ」と促し、謝れたら褒めてあげましょう。

③具体的に努力を褒めない

ただ単に褒めると「才能が無いと愛されない」「能力が高くないと褒められない」「これができないと価値が無い」と思い込んでしまう場合があります。「すっごく頑張ったね!カッコよかったよ!」と、努力を誉めて伸ばしましょう。結果ではなく過程に対して、しっかりと愛を示しましょう。

④甘やかし

実はポイントがあるんです。「成功」=「自分の行動と善行から得られるもの」と教える事を意識してみて下さい。

例えば、おこずかい。最初は子供が興味のある事でお手伝いをしたときに「すごーい!嬉しい!ありがとう!」と、チロルが買える分と交換が出来るおこずかい券をあげる。続けていればその内欲しいモノを買うために、自分のやりたい事じゃない事も「手伝ってくれる」ようになります。

⑤大人=立派/完璧を手放す

子供に自らの失敗談や、挫折、不安を感じた経験などを話す事は「失敗しても大丈夫」という安心を与える事が出来ます。チャレンジする勇気を子供が持てるようになります。

⑥模範になっていない

子供ってほんと、大人を良く見ていますよね…。反面教師などありますけれど、自分に出来ていない事を子供に言う時は「矛盾した事」を押し付けている状態になります。逆効果になる事がありますので、実際にそうなった時に思い当たる事が無いか思い返してみると気付きがあると思います。

 

また、パートナーの悪口を言っていると、親を尊敬できなくなっていきます。尊敬できない相手に何か言われても、言う事を聞こうとは思いません。夫婦はお互いの悪口を言わないようにしましょう。

⑦他人や兄弟と比較

得意不得意も異なります。

それぞれの個性を尊重しましょう。

もし、「お兄ちゃんなんだから」と言うならば「お兄ちゃんなんだから今日は甘えていい日」を作りましょう。精一杯「お兄ちゃん」をしようとして背伸びさせてしまう時期が出てしまうからです。

少し方向性が違いますが、頭が柔らかく先入観のない子供は時に親の知能を上回ります。知能や才能を「成熟」と捉え、優れていると子供に思うのは負担になってしまったりするので、その子の子供らしい面もしっかり見て等身大を受け入れましょう。

⑧存在を否定する

仲のいい家庭でも、冗談で「あなたは貰った子」と言われて人知れず傷ついていた、という人が居たりします。それくらい、存在否定に繋がる言葉や、無視したりする行動は子供の心に絶大な悲しみを与えます。取り返しのつかない言葉は言わないような大人になりたいですね。パートナー相手に練習しましょう。

「あなたが居てくれて嬉しい」「あなたはパパとママの宝物」「生まれてきてくれてありがとう」「大好きな〇ちゃん、おはよう」など、存在を肯定する言葉を日常で投げかけていきましょう。

 

⑨幼少期にスマホを与える

めっちゃ楽ですよね…ええ。解ります。でもこれ、かなり危ないです。小さい子ほどスマホ依存のスピードが速く、言葉が遅くなったりしてしまいます。発達障害と関わりがあるんです。

ネットの依存使用に関わるリスク

・ADHD(多動)

・家族機能/自己効力感の低さ

・集中力の欠如による成績悪化

・うつ症状の発症/不安/攻撃性UP

・オンラインゲームの使用/刺激を求め

もし与えるのならば、TV(幼児)→タブレット(小学生未満)→スマホの順で与えていく方法があります。

ある程度大きくなってからなら、子供と親でルールを決めて与えていく事が推奨されています。対スマホ依存に関しては家族との共感的なコミュニケーションを行い、極力孤独を感じさせないことがポイントになります。

⑩子供に高すぎるレベルを求める

「もう〇才なのに、何で出来ないの!」と言っている難易度が、そもそもその子に合っていない事があります。「大人の助けが必要」なものと「自力で出来る事」の中間を狙っていく事が大切です。この範囲を「発達の最近接領域」と言います。

周囲の同年代と比べて焦ってしまう親も居ますが、そんな風に焦らなくても大丈夫です。大人は気を付けないと後退していくというのに、子供はどう転んでも進むしかないのですから、少しずつでも進んでいるなら万々歳です。

■デスコミュニケーション

【ダブルバインド】

子供の問題行動を助長する「脅し行動」。無意識にやっていませんか?ダブルバインドとは、1つの言葉に2つ以上の異なる意味が含まれている言葉の事です。

・置いてくよ!

・嫌いになるから!​

・先生の子供になる?

・先に帰るから、バイバイ

・ママもうどっか行っちゃうからね!

言われた子供は「置いていかれるかもしれない」という不安や恐怖の気持ちと、「そうは言っても離れていかないな?」という矛盾した状況に混乱します。

「もう知らない!勝手にしなさい!」と言われて、言葉のままに勝手にしていると、怒られる。こうした環境に長く身を置くと、自己肯定感や思考力が下がり、人の顔色を伺うようになります。大きくなると「親は嘘つき」と学んでしまい、親を信用しなくなります。

最大の悪影響は間違ったコミュニケーションを子供が習得してしまう事です。弟や妹、友人に対して「これしてくれないなら遊んであげない」と脅すようになります。コワ。

親は全くそんな気が無くても、受け手の子供は「親のいう事を聞いてくれるあなたが好き」というメッセージに受け取ってしまい、自己肯定感が下がる場合も多いです。

こういったコミュニケーションとは逆のことをし、子供に愛を与えれる大人になりたいですね​。

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